Adobe AIRで動作するクロスプラットフォームのAVGゲームエンジンがほしい!という思いから作ったフリーのAVGゲームエンジンです。
実は開発を始めるときすでにAIRNovelというAIRで動作するゲームエンジンがあったのですが、開発フローが合わず断念し、やっぱり自作するしかない、と思い立った経緯があります。
一つAVGゲームを作るとマルチプラットフォームでの展開が簡単に行えます。Windowsを始め、Macや、Android、iOSなどモバイルプラットフォームでも遊ぶことが出来ます。※同一ソースで上記環境へのデプロイが可能ですが、現在は開発環境の都合でWindows版のみバイナリが存在しています。
必要な物は画面を構成する画像、オリジナリティ溢れるシナリオ、ゲームを彩るBGM、効果音。そして、画面を演出するやる気と根気があればだいたい何とかなります。
基本的な部分は専用のスクリプトエディタがあるので、用意したファイルを選んで、どんなふうに演出するかを選択するだけで出来てしまうので、特別なスクリプトの知識は不要です。
スクリプトの知識がある程度あれば凝った演出もできるようになります。
今までどおり実行に必要なエンジン部分とデータ部分を切り離してあるので、既存のWindows向けエンジンと同じ開発フローで開発できます。
基本的に「吉里吉里/KAG」ライクな命令で、わかりやすくかつ細やかな制御ができるように整理された命令を記述します。
Flash、Actionscriptでは難しかったMP3の継ぎ目のないサウンドのループが可能です。
ループ設定ファイルを作成することで、ループするポイントをミリ秒単位で指定することが出来ます。
ループ設定ファイルを作成しない場合は、通常のファイルの終端でのループになります。
スクリプトが苦手な人でも画面演出ができるように、入力アシストツールがあります。
例えば背景レイヤーに画像を読み込みたいときは、ファイル一覧から画像を選択して、背景に読み込むボタンを押すだけで、スクリプトが生成され、シナリオに挿入されます。
背景のみならず、立ち絵、BGM、トランジションなど、演出のほぼすべてをこのツールで行えます。
AdobeAIRの動作環境に準じます。
一応Acer Aspire one 753 AO753-N32C(CeleronU3400、メモリ4GB)にて動作することを確認しています。
現在の最新バージョンはv3.1.5です。
軽微なバグフィックスを行いました。
そらスクリプトv3.1.5版タグリファレンス
最新版への差し替えが完了しました。
描画エンジンをStarling Frameworkベースへと置き換えた安定版
v3.1
3Dエンジンを活かして、高速なパーティクルレイヤーが実装された。
その他、カラーフィルターや通知機能、辞書機能等演出力が強化された。
また、サウンドをサブスレッド化し、詳細なコントロールを行うことでループ精度が向上した。
v3.0
Starling Frameworkベースの最初のバージョン
主だった追加機能は以下のとおり
画像レイヤーに対して位置の移動、スケールの変更をイージングして表現可能に
必要なパックデータをネットワークから取得できるように
シナリオファイルを先読みして、必要なリソースをネットワーク上からオンデマンドに取得できるように
すべてのサウンドにパンポジションの設定ができるように
AIRベースでのスクリプトエンジン実証バージョン
目指せ吉里吉里/KAGで作り始めた初代バージョン
v2.4
neoProtocolのID体験版実装バージョン
v2.3
そらスクリプトエディタとの連携開始。
v2.2
Extraを追加。
v2.1
メイン画面、セーブ・ロード、コンフィグなど基本部分が完成
v2.0
描画エンジンの改修が終わり、システムの骨子ができた状態
技術検証のバージョン
そらスクリプトは以下の条件で利用することが出来ます。
※そらスクリプトV3世代の間は有料で頒布するタイトルについても無料とし、以降断りがない限り継続するものとします。
2016年8月21日作成
公開されているファイルの中にはサンプルが含まれています。
ただし、dataフォルダの中身(PNGファイル、SSPファイル、MP3ファイル)はぷにソフトの著作物です。
これらのファイルはサンプルとして表示する以外、いかなる利用もできません。
TXTファイル、SRCファイルは自由に改変、再配布することが出来ます。
ダウンロードを開始すると上記利用条件に同意したものとみなされます。
Adobe AIRで利用可能なカスタムコンポーネント
ARGBを選択可能なフォトショップライクなカラーピッカーです。
Buttonコンポーネントから派生しているので、様々なアプリで利用可能です。
このコンポーネントは Apache 2.0ライセンスで配布されている製作物が含まれています。